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【千葉市花見川区】賃貸アパート屋根の下塗り工程|塗装耐久性を左右する重要施工

屋根の下塗り塗装は「賃貸経営の安定」に直結する工程

こんにちは。

外壁塗装・屋根塗装を手がけている 對馬総建・現場責任者 です。

今回ご紹介するのは、千葉市花見川区の賃貸アパートで行った屋根塗装工事のうち、下塗り工程です。

屋根塗装というと、どうしても「色が変わる仕上げ」に目が向きがちですが、実際に 塗装の寿命を左右するのは下塗り工程 です。

特に賃貸アパートでは、

  • 雨漏りによる修繕リスク
  • 屋根劣化の放置による大規模改修
  • 入居者様からの不安やクレーム

といった運用面への影響が大きいため、

「見えなくなる工程こそ確実に行う」ことが重要になります。

施工前|下塗り前の屋根状態確認

今回の屋根は スレート屋根(平板状の屋根材) です。

写真から確認できる状態として、

  • 全体的に色が抜け、表面が乾いた印象
  • 既存塗膜の防水性が低下している様子
  • スレート表面が塗料を吸い込みやすい状態

が見受けられました。

このような屋根では、下塗りを省いたり、塗布量が不足すると中塗り・上塗りが定着せず、数年で再劣化する ケースも少なくありません。

そのため今回は、「屋根材への浸透」と「次工程の密着性確保」を主目的として、下塗り工程を慎重に進めています。

下塗り塗装中|屋根材に塗料を定着させる工程

この工程の目的

  • 劣化したスレート屋根の吸い込みを抑える
  • 中塗り・上塗り塗料の密着性を安定させる
  • 塗膜全体の耐久性を底上げする

施工手順

ローラーを使用し、屋根材一枚一枚に下塗り材を塗布していきます。

スレートの凹凸に対して、塗料を押し込むように塗る ことで、表面だけでなく内部まで行き渡らせるイメージで施工しました。

職人のチェックポイント

  • ローラー跡が不自然に残っていないか
  • 塗り残しが出やすい重なり部の状態
  • 吸い込みムラが発生していないか

失敗しやすい点と対策

下塗りは「塗った直後は仕上がって見える」ため、塗布量不足に気づきにくい工程です。

今回は角度を変えて屋根全体を確認し、色ムラや吸い込みの強い箇所がないかを都度チェックしています。

下塗り塗装後|屋根全体の状態確認

下塗り完了後の写真からは、屋根全体の色調が均一に整い、塗料の極端な吸い込み跡も見られず、次の工程へ進むための安定した下地状態が確保されていることが確認できます。

この段階で下塗りが不十分だと、中塗り・上塗りで塗膜を重ねても 耐久性は向上しません。

下塗り完了後の状態確認は、仕上げ以上に重要なチェックポイントです。

タスペーサー挿入|屋根の通気と排水を確保する工程

下塗り完了後、タスペーサー(縁切り部材) を挿入しています。

タスペーサーとは屋根材同士の隙間を確保し、雨水の排出経路を維持するための部材です。

この工程の目的

  • 塗装による屋根材の密着を防ぐ
  • 雨水の滞留・逆流を防止
  • 雨漏りリスクを抑える

職人の確認ポイント

  • 挿入位置が適切か
  • 全体に均等に配置されているか
  • 屋根材を傷めていないか

タスペーサーは仕上がると見えにくくなりますが、屋根塗装の品質を左右する重要工程のひとつです。

今回の下塗り工程で重視した点(現場固有の判断)

今回の屋根下塗りで重視した判断点


屋根下塗り工程

  • 賃貸アパートであるため、将来的な補修頻度を抑える下地づくり

  • 屋根材の劣化状況に合わせた塗り込み状態の確認

  • 住人様の生活音・安全面を考慮した作業時間と動線の整理

  • 下塗り完了時点で次工程へ進めるかどうかを現場で判断

職人コメント(まとめ)

屋根塗装は、下塗りが適切に行われて初めて意味を持つ工事です。

見た目では判断しにくい工程だからこそ、現場での確認と判断を積み重ねることが、結果的に建物を長持ちさせます。

屋根の状態が気になる場合は、「塗る前提」ではなく「状態確認」からでも問題ありません。

現場を見たうえで、必要な工程だけをご提案しています

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